いつも言うことだけど、
みんなアクセル開けすぎですって!
気持ちはわかりますよ。フルなパワーの頭の中の血が後ろによってしまうような加速って、やはり公道では危険すぎてできないですからね。でもねぇ、ストレート半分過ぎるとアクセルを緩めるような走りだと、逆にストレスたまりそうな気がするんですけどねぇ。
というのも、NSRに乗ってるときの自分がそうだったから、なんですけどね。バイクは速いんですよ、バイクは。でも人間が遅くって、頭がついていかない。もちろんコーナーには対応しきれない、で自分の腕のなさにガッカリしてしまうという。これが結構自分的にはストレス溜まりました。開けると気持ちイイ、でもそのあとのコーナーがせまってくるとバンバン抜かれて動くパイロン状態。今とまったく逆ですね。
そこで自分が選んだ道が、ハンドリングがいいと評判だったヤマハのバイク、しかもストレートの遅いSRX400(2型)への乗り換えでした。ハンドルも低すぎず、シングルエンジンは重い車体もあってのんびりとした加速しかしてくれない(人間の感覚を超えない範囲で適度に速い-公道で)し挙動が穏やか。狙いバッチリというか、このバイクに乗って得たものは、おそらくそれまで、それ以降よりずっと多いです。
現在の国産市販車にこういうスタンダードなスポーツバイクが少ないのは残念ですが、スリムなシングルやツインで、ステアリングヘッド位置の高い重心の低すぎない、細いタイヤのバイクって、スーパーモタードみたいなのになっちゃうんでしょうか。そういう時は、オンロード専用設計のフレームのものじゃないと、逆に変な癖が付いてしまうのが難点でしょうね。結構ニンジャ250が良い線いってるような気がしますが、乗ってみたことないが残念です。試乗させてもらおうかなぁ。
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