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2019年11月

2019年11月29日 (金)

怖い、の向こう側(とはいえ、無理は禁物)

 というわけで、リアステアとセルフステアの関係がわかったところで、バイクのコントロール的に重要なのが、一番がリアタイヤの取り扱いという事になるわけですね。特殊な状況、乗り方の人に何かを言うつもりも無いので、基本的な話です。フロントの接地感という曖昧なものに頼りたくなるのもわかりますが(倒れるのは、自分も怖い)、でも、そこを超えていかないと安全に乗れないという、まあなんともわかりにくい構造。フロントブレーキは怖いからかけたくない、けど上手に使えないと速くは走れない、という辺りと同じ構造ですね。

 不安だから、怖いから、と拒否してしまうのは簡単ですが、リスクを負わない範囲で少しづつ、テクニカルな部分のレベルアップをしていきたいものです。接地感というと、抵抗のある状態、負荷のかかった状態の方ががわかりやすいです。つまり、危険に近づいてるほうが、接地してる感覚がしっかりして安心感(?)があるという、また困った構造上の問題が。安定感を求めていつのまにかリーンアウトになったりするのも、わりとフロントに荷重をかける、しかし荷重の方向が最適でない状態にする状況だったりしますね。

 とはいえ、ですよ。やっぱりフロントの存在感がふっと無くなるというのは、やっぱり怖いですよね。どうしてこういう乗り方ができるようになったんだっけ?自分でもわからないことは、説明のしようがないですね。そのままスルッとフロントが抜ける、なんてことはほぼ無いですが、これもフロントタイヤの切れて安定した瞬間に適切な方向に、そっと荷重…というか、自然にバイクの重みが載る様にしてやらないといけないわけで。そのためには、ライダーがマシンのセンターにいて、倒れ終わったときにタイヤの接地点を(低い斜め上の方向から)真横の方に押す位置にいなければならない…。

 うーん、文章にすると意味不明な言葉にしかならないですね。感覚じゃないんですよ。きちんと理論的に考えればわかることだけで構成されているんです。まあ、物理学(ウルトラ超苦手)の範囲を超えないわけですから、構造と動きを考えれば、わかるんだろうとは思うんですよ。そのためにはフロントをあまり固めない方がいいし(特に軽量級において)、マシンのセッティングはリアサスから始めないといけない、と。動きの起点がリアならば、その動きをまず決めて、その設定に応じて可能な限り動く方向でフロントサスが仕事するというのが無理せず走る範囲では有効だと思います。リアサスの伸び側設定でフロントの沈み込みが変化してしまいますから、前を固めるのは、リアの動きを決めてからというのはわかりますでしょう?

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2019年11月23日 (土)

フロントはバランスを取る

 リアステア、コーナーへの倒しこみとか、曲率へのコントロールとか、立ち上がりの曲がり方とか、ハンドルの切れる速度とか、全てリアタイヤでコントロールしてるわけですよね。いや、もちろん基本の話だけですけど。バイクがどういう風に動いて、どう邪魔しないのが、基本の乗り方であるか?というお話。だから、セルフステアと言う言葉があるわけで。リアタイヤの状態変化に、車体構成による効果でハンドルが自然に切れてバイクが曲がる、そのためのセルフステアです。いや、それは誰もわかってるから「セルフ、ステア」と言ってるんだと思ってました。

 もちろん、条件が変わってくれば…例えばフルブレーキングでギリギリまで突っこむとか、ブレーキを残してセルフステアを弱めて曲がりたい位置で開放して一気に曲げるとか、特殊なテクニックは、そりゃもういくらでもあります。でも、それは高度な応用編であり、基本のリアステア、セルフステア、荷重移動という辺りを理解してるかどうかによって、行ける深度が大きく変わってきます。リスクの大きさも、大きく変わってくるわけで、出来るだけ安全に乗りたいならば、バイクはどう動くか?というスピード出さなくても練習できる部分を大事にするべきです。

 山道で見てても、大体の人が流してる時はきちんと乗ってません。でも、そういう時が一番大事で、手抜きせずに荷重コントロールだけで曲げるとか、ハンドルに掴まらないけどフロントのイン側にグッと入る力の抜き方とか、抜重を中心に考えて乗ると色々とわかりみ。そのためには、だらけないで、しっかりとシートに荷重、腹筋背筋で支える必要がありますしね。そうしてれば、自然と緊張感も出ますし、だらけて乗るなんて、なんてもったいない。

 というあたりで、フロントはリアタイヤのコントロールに自然に付いてくるもの、という意識は大事。状態変化も大きいし、左右に切れるための負担も大きい。そんなところにグリップを過信して体重をかけるのは、フロントから転び隊への入隊希望者ということですね。そういうわけで、バイクのコントロールはリアタイヤが握っており、そこへ荷重しやすいシート、ステップ周りのホールドや荷重、抜重はとても大事という事です。ただ、世の中のややこしい事の一つに、膝を擦りたいという強い願望があったりして、この辺はセルフステアを殺した方が深いバンク角で旋回せざるを得ない(リスキーだけど)から膝を擦れるという…

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2019年11月14日 (木)

リアステア

 リア充じゃないけど、リアステアのことなら少しはわかります。「モーターサイクルの構造上、ラウンド形状のリアタイヤを起点として、コントロールを行うことにより、フロントタイヤがステアすることをリアステアと言います。」こんな感じだと思います。つまり、リアステアで曲がるというのは、通常全てのバイクにおいてごく普通に起こることでしかなく、リアステアで曲がるというのは、フロントがステアすることで曲がるということです。ま、リアタイヤは左右に切れたりしないので、当然ですが。

 リアタイヤの曲率により、トラクションをかければ旋回状態のまま加速できる。十二分なトラクションがかかれば、さらに旋回の軌跡を小さくすることができる。もちろんこれもリアステアの影響ですが、リアステアで曲がるがここだけを指すという認識は間違っています。リアステアの一番大事なところはコーナーの旋回に入る場所ですから。だって、立ち上がりはだれだって簡単にできるでしょ?そこをもってリアステアの最大の効果とは言えないじゃないですか。

 コーナーで止まるのに「エンジンブレーキをかける」、みたいな言葉になっちゃってる感ありですが、どのバイクでも普通に起こってることですから、リアステアですべてのバイクは曲がっているわけです。だいたい、フロントステアで曲がるってなんですか…。フロントがステア機能を持っていなければ、バイクは横倒しになるだけで曲がったりしませんよ…。だから、言葉の基本の認識から間違っているので、それが他の人に正確に伝わることはありませんよね。バイクはフロントブレーキだけで止まるみたいなのと一緒で、言ってる本人は理解できてないひとなのでせう。

 というあたりで、どうにも他の人と話が噛み合わない…と感じる理由が、ようやくわかりました。ツイッターで「リアステア」と検索したおかげですね。この辺の言葉の一人歩きというか、きちんと届けられてない感は、バイク業界の昔からの謎というか、ま、雑誌作ってる人も割とゆるくしか理解していないのかもしれませんね。これだけライテクと言ってる世の中で、基本となる用語の理解も進められない程度には、解説者がそれぞれ違う事を同じ言葉で言ってるという感じなのでしょうかね?80年代後半以降、もう30年は経ってると思うのですが…。

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2019年11月12日 (火)

カワサキービモータ

 いや、驚きましたね。とはいえ、どう転んでも縁の無い価格帯のバイクの話ですから、気になるも何もないですね。というあたりで、カワサキにお願いしたい、ミドルツインのテージシステムです。ビモータネームだと、ステーキにフォアグラにトリュフソースみたいなこってりこってりにしかなりませんから、テージのハブステアだけを使ってカワサキネームのバイクを造ってほしいな、と。テージの難しさは、超高額商品なのに、買ったライダーはリスクを冒さないと乗り方が理解できない、という部分です。

 そして、テージシステムに適合する若い子を見いだせないという点が、テージシステムの未来を狭くしてると思います。興味ある、でも400万、500万出せるのか?って話ですよね。だから、もう徹底的にコストダウンして、流用パーツ使いまくりでいいので、ハブステアバイクを手の届く価格で限定販売できないか?と。限定にせざるを得ないのは、Uターンが難しかったり、雨ざらしだとハブステアが死ぬという欠点(あえて言ってみる)があるからですね。誓約書にサインして、リセールも制限しないといけないかもしれない。

 当然、露天にカバーのみという人も多いでしょうから、ホイールロックを兼ねるハブカバーを標準添付してやるみたいな方策も必要でしょう。でも、こうして普通に使われないと、いつまでたってもガラスのハブセンターステアになっちゃいますから、量産による低コストと進化を目指した方が将来につながるのではないでしょうか?でも実際、ハブセンターステア乗るかな?さすがに那須のライパで乗ったものよりは、格段の進歩はしてるのでしょうが、乗りづらいですよね(苦笑)。

 あの丸太を転がすような、思い切ってコーナーのイン側にころりとするのを想像すると、なかなか厳しい感じもしますが、新しいのは普通に乗れるという声もありましたから、おそらく今は大丈夫なのでしょう。ブレーキの感覚、バンクの感覚、思い切って攻めるには、やはり最初は転倒のリスクを考慮して、高額過ぎる商品ではやりたくないですね。ライパのテージも、アームに溶接跡がありましたが、外装まで考えると、いったいいくらかかったのか…。ゾッとするのは、貧乏人だけではない。と思うんですよね。H2のエンジンって、殺しにきてるわけではないないんでしょうけど…(殺すと言っても、お財布の事ですよ、一回転ぶとスーパーバイク買えそうですし…)。

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2019年11月 7日 (木)

ブロンクス?

https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/future-vehicles/bronx.html#wxxrV4f2UqVpjrgV.97

 ビューエル系の新車なんでしょうかね?見た目がちょっとドゥカティ要素が多いというか、全体的にはヤマハ風味というか、もう少し冒険してほしかった感はありますが、電動バイクと同じ路線という感じなのでしょうね。逆にメインテナンス的な問題でタンクに付いてるっぽいメーターとかは整備性からも普通でよかった気もしますが、その辺にアイデンティティを出してみた、ということなのかもしれません。というか、ヤマハもボルトのエンジンでこういうのどうでしょうね?

 ちらっと見た感じ、重そう、イマイチ操舵の応答が鈍い、トラクションがかかってる感が乏しい、というイメージでしょうか。この辺は乗り手の問題もありますから、雑誌試乗記が出てこないとよくわからないですけどね。ハーレーとかは割と普通の人(モデルさん?)を宣伝ライダーに使うことが多いので、わかりにくいんですよね。スポーツスターよりは高回転域を常用しても平気な耐久性、を得てたりするのでしょうかね?それともやっぱり同じ程度?興味は尽きないところです。

 ステップの基部が広くなりがちなハーレーですけど、一生懸命ステップを追い込んでる感はありますかね。とはいえ、それでも乗りづらそうな雰囲気はありますが、プロモーションビデオの二人ともハンドルでバイクを動かそうとするタイプに見えるので、低い位置でコントロールしてくれる人の映像が見たいです。浅いバンク角でのハンドルの応答性が悪い感じも、そういう乗り方のせい…ではないか。立ち上がりでトラクションで曲がる感が見えないのも不安なところ。アクセル開けても立ち上がらない車体とかも。

 なんて言ってますが、どうせ買うお金もないので、余計なお世話でしかありませんけどね。重心が低い?、でも重量物がリアタイヤとステアリングヘッドをつなぐラインから両方に大きく離れて存在してる、だとちょっと粘るハンドリングを想像してしまいますし、できるだけ荷重の増減を意識してバイク自体に動いてもらう方が、スムーズにクイックに動くと思うんですけどね。

 まあ試乗する機会があれば逃さない様にしたいところですが、多分試乗車として置くところも少ないでしょうね。価格も高そうですし、乗れるから乗るというより、楽しい方を選ぶ的な自分の価値基準からすると、スポーツスターのロードスターの方が楽しそうではあるのですが。宝くじが当たれば購入するリストに入れておきましょう。

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2019年11月 4日 (月)

ちょっとハーレーも見てきた

Eia8sfwx0aay5id  ドリームのカブをチラ見した後山の方へと向かいましたが、ちょっとハーレー屋さんの前を通りがかったので、ぐるっとUターンしてのぞいてきました。あ、外から見るよりずっと広いんですね、このお店。こちらの道はごく稀にしか通らないので、気が付きませんでした。裏に試乗コース?みたいなのもあるんだ。SR400で行くと恥ずかしい感じですが、でかいハーレーの横にとめて、お店の中も覗いてみました。

 やっぱりスポーツスター系はあまりないですね。ビッグツインが数台という感じで。割とおしゃれな店内は、人が5~6人いるのに、凄く静かな感じで落ち着かないです(苦笑)。ドリームなんかも静かですが、なんかちょっと雑然として、あちこちで話声がしてる感じの方が落ち着きます。とはいえ、バイク屋にいる時間はそんなに長いわけでもないので、気にならなくなったりするんでしょうけど。静かに本読んだり、スマホいじったりね。

 試乗もよければ、という感じでしたが、スポスタは883だったので遠慮しときました。それより気になったのは、お店の中にいた人たちはシュッとしたビジネスマン風の方が多かったのですが、ドバドバとやってきて、結構な音のマフラーで空ぶかしを繰り返す半ヘルのイカした(レじゃなくてしだからね)お兄さん方が外に来てたこと。ディーラーとはいえ、やはりハーレーはこうなっちゃうんかねぇ…と、さんざんグッツィで爆音を轟かせてた人間が言ってみたり。

 まあ、ちょっと苦手なので、早々に退散して山の方へ。今日は気合が入ってないので、軽く流して。気合の入ってそうなグロムさんがいましたが、さすがに上りはきつそうですね。自分は荷重移動を意識しながら、片手、両手離しででトコトコと。やっぱりちょっとSR400だとギア固定が難しいので、NC700Sが懐かしくなります。ツインの禁断症状が出ますね。しかし、またガソリンが高くなってる。でも、いつもと同じセルフの店ですが、前回より10円高いけど、なんだかかなりパワー感がある。同じガソリンでも、仕入れ時期で違ったりするもんなんでしょうかね?不思議です。

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