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2019年11月14日 (木)

リアステア

 リア充じゃないけど、リアステアのことなら少しはわかります。「モーターサイクルの構造上、ラウンド形状のリアタイヤを起点として、コントロールを行うことにより、フロントタイヤがステアすることをリアステアと言います。」こんな感じだと思います。つまり、リアステアで曲がるというのは、通常全てのバイクにおいてごく普通に起こることでしかなく、リアステアで曲がるというのは、フロントがステアすることで曲がるということです。ま、リアタイヤは左右に切れたりしないので、当然ですが。

 リアタイヤの曲率により、トラクションをかければ旋回状態のまま加速できる。十二分なトラクションがかかれば、さらに旋回の軌跡を小さくすることができる。もちろんこれもリアステアの影響ですが、リアステアで曲がるがここだけを指すという認識は間違っています。リアステアの一番大事なところはコーナーの旋回に入る場所ですから。だって、立ち上がりはだれだって簡単にできるでしょ?そこをもってリアステアの最大の効果とは言えないじゃないですか。

 コーナーで止まるのに「エンジンブレーキをかける」、みたいな言葉になっちゃってる感ありですが、どのバイクでも普通に起こってることですから、リアステアですべてのバイクは曲がっているわけです。だいたい、フロントステアで曲がるってなんですか…。フロントがステア機能を持っていなければ、バイクは横倒しになるだけで曲がったりしませんよ…。だから、言葉の基本の認識から間違っているので、それが他の人に正確に伝わることはありませんよね。バイクはフロントブレーキだけで止まるみたいなのと一緒で、言ってる本人は理解できてないひとなのでせう。

 というあたりで、どうにも他の人と話が噛み合わない…と感じる理由が、ようやくわかりました。ツイッターで「リアステア」と検索したおかげですね。この辺の言葉の一人歩きというか、きちんと届けられてない感は、バイク業界の昔からの謎というか、ま、雑誌作ってる人も割とゆるくしか理解していないのかもしれませんね。これだけライテクと言ってる世の中で、基本となる用語の理解も進められない程度には、解説者がそれぞれ違う事を同じ言葉で言ってるという感じなのでしょうかね?80年代後半以降、もう30年は経ってると思うのですが…。

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